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田中邦衛の病気は認知症だった!老人ホームと自宅療養・引退の真相

映画『北の国から』で有名な俳優の田中邦衛さんが、2021年3月24日に逝去されました。ご冥福をお祈りいたします。

 

田中邦衛さんは2012年に亡くなった地井武男さんのお別れ会に出席して以降、表舞台から遠ざかっておりました。今回の記事では田中邦衛さんの闘病、そして引退の噂の真相について調査しました。

 

田中邦衛の病気は認知症だった

 

近所の方の証言などから、田中邦衛さんは認知症で自宅療養をしていたそうです。芸能界から姿を消した頃に遡って病状を見ていきましょう。

 

2013年・『長ゼリフが入らない』と仕事を断る

 

 

 

2013年11月19日発売の『週刊女性』(12月号)で「田中邦衛(80)ほうき片手の隠居生活『俳優引退』を直撃撮!」のタイトルで特集が組まれました。

 

その記事によると、田中邦衛さんは「長ゼリフが入らない」という理由で仕事を引き受けなくなったとのことです。この頃から田中邦衛さんは周囲に「俺、引退したんだ」とこぼしていたとか。

 

また、週刊女性の発売日と同日に放送されたフジテレビの情報場組では、妻・康子さんが休業状態であることを認めたうえで、「演技をする夢は夫婦2人でずっと持って生活しています。引退も何も、田中邦衛の人生そのものが役者ですから」と田中邦衛さんを慮って引退の噂を否定しました。

 

このことから、康子さんは最後まで俳優・田中邦衛としての在り方を尊重していたのが良く分かります。

 

田中邦衛さんの俳優人生については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

 

2015年・老人ホーム入居が報じられる

 

田中氏が介護付き有料老人ホームに入居していることを報じたのは、『週刊ポスト』2015年10月30日号だった。記事では、田中氏が高熱で入院したのをきっかけに歩行困難となり、車椅子生活になったこと、自宅に戻ることを目標にホームでリハビリに励んでいる様子などを伝えた。

(NEWSポストセブン)

 

田中邦衛さんは2015年になると急激に体調を崩し、その影響で老人ホームへの入居をしていたそうです。

 

入居当初は「しっかり足を治して自宅に帰ってくる」と周囲に話していた田中邦衛さん。その後自宅に戻ることは出来ましたが、やはり高齢ということもあり完治は難しく、数か月に1度車いすに乗った田中邦衛さんがワンボックスカーに乗って出かける様子が近隣住民に目撃されています。

 

「施設から帰ってきたときも、“なにしろ足の状態が悪くて、ひとりではお風呂に入ることができないので、泊まらずに老人ホームに日帰りで帰らせているの”と、奥さんが言っていましたよ。最後に見かけたのは1年ぐらい前かな」

(週刊女性PRIME)

 

この頃の田中邦衛さんは白髪も増え、とても老け込んでしまっていたようです。身体が思うように動かないストレスによるものだったのでしょうか。

 

2017年・認知症が進行していると近隣住民から証言

 

「はっきりいって、田中さんの体調は回復していません。認知症もかなり進んでいるようです。施設を出てからは家の2階にこもりきりで、外にはまったく出てこないようです。奥さんが沈んだ表情で周囲に話していたと聞きましたよ……」

(週刊女性PRIME)

 

2017年になると田中邦衛さんは一切外出をしなくなってしまったようです。

 

このように物事に取り組む意欲がなくなってしまう認知症の症状は『アパシー』といい、元は社会学で用いられる『無関心』を意味する言葉だそうです。

 

アパシーは、もともと社会学で用いられていた概念で、世の中で起こる事象に対する無関心を表す言葉でした。心理学でも用いられ、周囲の事象に対してだけでなく、自分自身の身の回りのことでさえ、無気力・無関心になってしまう状態を指す言葉として使われるようになりました。

高齢者にアパシーが見られる場合、これまで実践されてきた生活習慣が乱れ、健康面や衛生面であらゆる無精が目立つように変わります。たとえば、今まで散歩など外出を習慣にしていた人が急に引きこもりがちになったり、入浴や歯みがき、着替えなどをなかなか行わなくなったりします。

(有料老人ホーム検索 探しっくす)

 

アパシーの症状が出てきたということは、田中邦衛さんの認知症の症状はかなり進行していたのでしょう。それでも康子さんは記者から体調不良なのかと質問されると『元気です』と答えたそうです。

 

しかし、康子さんの献身があってもなお、2019年には老人ホームに再入居の噂が立ちました。

 

田中邦衛さんの奥様・康子さんとお子さんに関する記事はこちら

 

2021年・老衰により逝去

 


そして2021年、田中邦衛さんは老衰によりこの世を去りました。88歳でした。

 

田中邦衛さんの最期は、ご自宅で家族に見守られながら静かに息を引き取ったそうです。

 

こちらはご家族が発表したコメント全文です。

 

俳優・田中邦衛は、2021年3月24日午前11時24分、老衰のため、息を引き取りました。

家族に見守られながら、安らかな旅立ちでした。88歳でした。

長年、応援してくださったファンの皆様をはじめ、多くの方々に支えられ、心に残る数々の作品に出会い、幸せな役者人生を歩むことが出来ました。

ここに、生前の御厚誼を心より感謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます。

故人は、最期の日まで、皆様からの励ましを支えに、前向きに生きる気力と、周囲への感謝を持ち続けていました。

すばらしい医療・介護チームのサポートのもと、私たち家族も、共にかけがえのない時を過ごすことができました。

葬儀につきましては、静かに見送ってほしいとの故人の希望により、過日、家族葬の形で執り行いました。

御香典、御供花などは、お気持ちだけありがたく頂戴し、辞退させて頂きたく、お願い申し上げます。

また、お別れ会・しのぶ会などにつきましても、実施する予定はございません。

これまでお世話になった皆様、お一人お一人に御挨拶申し上げるべきところ、誠に勝手ながら、故人の遺志をご理解頂ければありがたいです。

出演させて頂いた作品を通し、故人を思い出して頂くことがあれば、幸甚に存じます。

重ね重ね、どうもありがとうございました。

2021年4月2日家族一同

(日刊スポーツ)

 

 

田中邦衛さん、本当にお疲れ様でした。

 

 

まとめ

 

今回の記事では、名優・田中邦衛さんの病気について振り返ってみました。

 

そのお人柄から多くの芸能人からも尊敬されていたという田中邦衛さん。どうぞごゆっくりお休みください。

 

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!

 

 

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