2021年3月24日に逝去された俳優の田中邦衛さん。名優の人生には常に優しく付き添う奥さんの存在がありました。
今回の記事では、田中邦衛さんの奥さん・康子さんとお子様達について詳しく調べてみました。
田中邦衛・奥さんとの馴れ初めは?

お二人とも穏やかな雰囲気でとても素敵ですね。
田中邦衛さんが2歳年下の奥さん・康子さんと初めて出会ったのは、同じ劇団に所属していた康子さんのお姉さんに誘われてお宅にお邪魔した時だったそうです。
その頃の田中邦衛さんは俳優一本で食べていく事が難しく、窯元の実家で作られた茶碗を売り歩いていた時、康子さんのお姉さんの厚意で夕飯をごちそうになっていました。
田中邦衛さんは康子さんの第一印象を『よそよそしい子』だったとコメントしています。お土産に持っていったおまんじゅうを前にしても嬉しそうな顔をしなかったとか。恐らく年の近い男性が目の前にいて恥ずかしさが勝ってしまったのだと思います。
こうして康子さんのお宅に出入りするようになった田中邦衛さん。そんな日々を過ごすうち、田中邦衛さんの心境に変化が表れます。
ミシンを踏んだり、夕方の買い物に出かけたりするのを見て、いいなあって思ってたんです。平凡なところに惚れたのかな。
康子さんの女性的な一面を気に入った田中邦衛さんですが、田中邦衛さんもとてもシャイな方なので3年間片思いし続け、お宅に伺った時も康子さんのご両親と花札をしていたそうです。なんとも初々しい恋愛模様ですね!
そして念願叶い康子さんとゴールインした田中邦衛さんは、48歳になるまで奥さんの実家で同居していたそうです。義両親とも大変仲が良かったという田中邦衛さん。私生活でもその素朴なお人柄で親しまれていたのが分かりますね。
そんな田中邦衛さんの若い頃の活躍はこちらの記事からどうぞ!
田中邦衛の長女はNHKの広報局長・田中淳子

田中邦衛さんの長女・淳子さんは、現在もNHKに勤め広報局長を務めるバリバリのキャリアウーマンです。
淳子さんはそのバイタリティで数々の逸話をお持ちの方です。これまでの経歴とエピソードを簡単に振り返ってみましょう。
田中淳子 経歴とエピソード
①高校生の時にワシントンに交換留学生として1年間留学。留学のきっかけは『交換留学の張り紙を見て直感で決めた』
②上智大学在学中もジョージタウン大学国際関係学部に第一期の上智大学交換留学生として留学(上智大学に一切話を通さず独断で話を進め、結果的に大学側が折れて留学が決定)
③1988年の卒業と同時にNHKに記者として入局し、日本のみならず海外を飛び回る生活を送る
- 静岡放送局(2年6ヶ月勤務)
- 国際部記者・国際部デスク・ワシントン支局特派員に就任
- NHK初の女性海外支局長としてシドニー市局長就任(2006年)
- ワシントン支局長就任(2013年以降3年間勤務)
- 帰国後国際部デスク就任(2016年~)
④大学時代からの友人である現在の夫とワシントン支局特派員の頃から付き合い始めるも、『3年間待って欲しい』と言い残し転勤。結婚式の時は日本に一時帰国した際に挙式し、すぐワシントンに戻っていった
抜粋した経歴&エピソードだけでも、途轍もない行動力・知性・決断力をお持ちの方だと分かりますね。
ちなみに田中淳子さんには国際部デスクの時代に産んだ息子さんがいらっしゃいますが、仕事にまい進したい田中淳子さんの意思を汲み、旦那さんが主夫をして家庭を支えていたそうです。
田中邦衛の次女と息子について
田中邦衛さんの次女の名前は千恵子さんといい、一般の方なので顔の画像や職業は公表されておりませんが、田中邦衛さんのご自宅の近くで生活をしているそうです。
千恵子さんは田中邦衛さんが老人ホームに入居した時は何時間も傍に付き添い、康子さんと共に献身的に支えていらっしゃったそうです。ご両親に似たとても優しい方なのですね。
田中邦衛さんの病気に関してはこちらの記事から確認できます。
検索キーワードで田中邦衛さんのお名前を入力すると『息子』のキーワードが出てきますが、これは北の国からの役柄が影響して『息子がいるように見える』だけのようです。
田中邦衛さんは、生前ご家族についてこのようにコメントされています。
オレって、本当に恵まれていると思いますよ。妻と二人の子供に恵まれて、こんな顔して、役者で飯を食わせてもらってるんだから、オレ、本当にラッキーですよ。
(田中邦衛さんは娘さんお二人を前にすると、恥ずかしくて目が合わせられなかったそうです。シャイな田中邦衛さんらしいほっこりエピソードですね)
奥さんと二人の娘さんをとても大切にされていた田中邦衛さん。最期の時もご家族が傍らに寄り添っていたそうです。
まとめ
今回の記事では、故・田中邦衛さんのご家族について調査してみました。
ご家族の皆様がこれからも健やかでいられますように。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!