ブログサイトの構築と同時に、アクセス解析ツールのGoogleアナリティクス・Googleサーチコンソールを設置しましょう。
これらツールを導入するメリットも詳しく解説していきます!
注意!:Googleアドセンスは使用しているWordPressテーマによって設定が異なります。
(この記事では「JIN」で設定する方法を解説。)
お使いのテーマがJINでない場合は、「お使いのテーマ名+Googleアナリティクス」で検索して下さい。

Googleアナリティクスの機能と活用例
Googleアナリティクスを設定すると、以下のデータを見られます。
- アクセス数(1日、1週間、1ヶ月などの単位でチェックが可能)
- よく読まれているページはどれか
- 訪問者の性別・年齢
- どこからアクセスされているか(検索フォーム、SNSなど)
- 閲覧者のサイト滞在時間
- サイトを離脱した割合
- アクセスしているデバイス(PC、スマホなど)
アクセス状況やアクセス後のユーザーの行動が分かるので、どんな行動を取れば更にアクセスが上がるか分析できるのです。
例1:サイトに来てくれた人が1分以内に離脱してしまう。
→画像や動画を記事に挿入して飽きない工夫をしてみる。
例2:とある記事が1日で2万アクセスを記録した。
→この記事に関連した記事を多く書いてみる。
Googleアナリティクスを設定しよう
早速アナリティクスの設定をしていきましょう。
アナリティクス→サーチコンソールの順番で設定していきます。
アナリティクスから先に設定すると、サーチコンソールの「所有権確認」という作業が省略できます。
※設定にはGoogleアカウントが必須です。まだ持っていない方は以下のURLから取得して下さい。
https://accounts.google.com/signup/v2/webcreateaccount
【アカウント開設に必要なもの】
- 氏名(社名でも取得可能)
- ユーザー名(既存のメールアドレスを使用しない場合)
- パスワード
- メールアドレス
まずは以下のボタンからGoogleアナリティクスのトップページにアクセスします。
「無料で利用する」をクリック。

アカウントを作成する
「アカウント名」に自分の名前もしくはニックネームを入力し、4つの項目全てにチェックを入れて画面下の「次へ」を押します。

プロパティ画面の設定に移ります。
- プロパティ名:自分のサイト名
- レポートのタイムゾーン:居住国を選択
- 通貨:居住国の通貨を選択
入力が完了したら、「詳細オプション表示」をクリック。

- 画面右側のスライドスイッチをONにする
- ウェブサイトのURLを入力
- 「Google アナリティクス 4 とユニバーサル アナリティクスのプロパティを両方作成する」にチェックを入れる
終わったら「次へ」をクリック。

ビジネスの概要に移ります。
- 業種:その他
- ビジネスの規模:小規模-従業員数1〜10名
- 「サイトまたはアプリでの顧客エンゲージメントを測定する」にチェックを入れる
「作成」をクリック

- 居住国をアメリカ合衆国に変更
- 2箇所の規約にチェックを入れる
- 「同意する」をクリック

トラッキングコードをコピーしてWordPressに貼り付ける
JINで設定する場合、グローバルサイトタグ(トラッキングコード)をコ取得します。
赤枠の中身を全てコピーしましょう。

コピーが終わったらWordPressサイトに戻り、「HTMLタグ設定」をクリック。
【head内】にコピーしたコードを貼り付け、画面下の「変更を保存」をクリックして完了です!

フィルタ機能を設定する
ブログのアクセス数を正確に把握するためには、自分自身のアクセス(IPアドレス)を解析から除外する必要があります。
事前にご自身のIPアドレスを把握しておきましょう。
IPアドレスを調べるサイトはこちら
IPアドレスを取得したら、Googleアナリティクスの「管理」→「ビューを作成」→「フィルタ」を順にクリックします。

赤い「+フィルタを追加」のボタンをクリック。

- フィルタ名:フィルタの意味が分かる名前(例:フィルタ除外)
- フィルタの種類:「除外」を選択
- 参照元かリンク先:「IPアドレスからのトラフィック」を選択
- 式:「等しい」を選択
- IPアドレス:取得したIPアドレスを貼り付け
入力が終わったら「保存」を押し、作業は完了です!

データの自動削除を無効化する
デフォルト設定だと、蓄積したデータは26ヶ月経過後に自動で削除されてしまいます。
集めたデータが消えないようにしましょう!
まずはGoogleアナリティクスの「管理」→「トラッキング情報」を順にクリックします。

「データ保持」をクリック。

「ユーザーデータとイベントデータの保持」を「自動的に期限切れにならない」に変更し、「保存」を押して完了です!

Googleサーチコンソールの機能と活用例
Googleサーチコンソールを設定すると、以下のデータを見られます。
- サイトに到達した時の検索キーワード
- 上記のキーワードで検索結果に表示された回数・クリック率・クリック数
- エラー表示されているページの有無
- 被リンクしてくれたサイト
Googleでキーワード検索をした時のパフォーマンスを確認できるので、記事のリライトやタイトル変更に役立ちます。
例1:狙ったキーワードでは大したクリック数にならない。
→ひと目でクリックしたくなるようなタイトルに変更する。
例2:意外な検索キーワードからアクセスされている。
→キーワードを意識した内容に記事をリライトする。
Googleサーチコンソールを設定しよう
まずは以下のボタンからGoogleサーチコンソールにアクセスします。
「今すぐ開始」をクリック。

プロパティを追加する
「プロパティタイプの選択」で「URLプレフィックス」の方にURLを入力し、「続行」をクリック。
URLは最初のhttps:から入力して下さい。

所有権の確認をする
「所有権の確認」画面に移行するので、「HTMLタグ」を選択し、表示されているコードをコピー。

WordPressサイトに戻り、「HTMLタグ設定」をクリック。
【head内】にコピーしたコードを貼り付けます。Googleアドセンスのコードを改行し、連続で貼り付けて下さい。
終わったら画面下の「変更を保存」をクリック。

Googleサーチコンソールに戻り、「確認」を押します。

「所有権を確認しました」と表示されれば完了です!
次はいよいよポートフォリオの準備!

お疲れ様でした!これでGoogleアナリティクスと、Googleサーチコンソールの設定は終了です。
次の工程はポートフォリオの準備になります。まだ実績が無いと書けない部分もありますが、あらかじめ書ける部分はしっかり準備しておきましょう。
以下のリンクから、ポートフォリオのサンプルページに移動できます。
