サブカル

テイルズオブアライズ徹底レビュー!随所にバンナムの気合いを感じる名作!

2021年9月9日にバンダイナムコから発売された『Tales of ARISE』(以下アライズ)。

新規ユーザーの獲得を視野に入れた完全新作となる本作ですが、バンナムが目指した『継承と進化』を肌で感じられる作品となっておりました!

今回は、『テイルズオブアライズ徹底レビュー!随所にバンナムの気合いを感じる名作!』と題して、ネタバレ無し&テイルズ初見の方にも分かりやすいプレイレビューをお送り致します!

(筆者はPS4版でプレイ)

テイルズオブアライズの個人的グッドポイント

アライズをプレイして、個人的に素晴らしいと感じたポイントはこちらになります。

  • 抜群の爽快感と迫力を楽しめるバトルアクション
  • 独自開発システムを駆使した美麗グラフィック
  • テンポ良く進行する奥深いストーリー
  • 最新のCG技術で表情豊かになったキャラクター達

こちら4つのポイントを詳しく解説しましょう!

抜群の爽快感と迫力を楽しめるバトルアクション

歴代テイルズの迫力ある戦闘は、アライズで更に磨きがかかりました。

見た目にも非常にカッコいい術技を繰り出す爽快感もさることながら、キャラクター毎に特定のモンスターに対して有利を取れる『ブーストアタック』や、大迫力なトドメの一撃『ブーストストライク』も戦闘に華を添えています。

『ブーストアタック』の特性として、例えば空を飛ぶモンスターにヒロインのシオンがブーストアタックを仕掛けると地面に撃ち落とすことが可能で、魔法を詠唱するモンスターの場合はリンウェルのブーストアタックで詠唱を妨害出来る、といった具合です。

また、今作から一部のキャラクター以外は防御が無い為代わりに回避を行いますが、この回避行動が戦闘での大きなキモになってきます。

アライズは敵が強めに設定されているので、しっかり敵の行動を予測して回避を行い、強力な術技を叩き込んでブーストストライクで決める。この一連の流れがある程度出来るようになると戦闘が一気に楽しくなります。

特にボス戦に関しては、難易度ノーマルでも2回攻撃を食らって瀕死になることも多いので、非常に緊迫感のある内容となっています。

その分、ボス撃破時の達成感はすさまじいです!骨太かつスタイリッシュな戦闘を楽しみたい方にはもってこいのゲームといえるでしょう。

独自開発システムを駆使した美麗グラフィック

体験版をプレイした時から、圧倒的な風景描写には驚かされっぱなしでした!

アライズの公式HPによると、美しい背景描写の秘密は『アトモスシェーダー』という独自技術によるもので、絵画の世界に飛び込んだかのようなタッチで描かれる大自然のグラフィックは見事としか言いようがありません!

ファンタジー色の強いゲームではリアルな描写を追求するより、美しい絵画を立体的かつ美しく見せるほうが世界観にマッチしていて大変素晴らしいです。

映像美は気になるけどいきなり製品版をプレイするのは気が引けるという方は、まず体験版をプレイして『アトモスシェーダー』の技術を体感してみて下さい!

テンポ良く進行する奥深いストーリー

序盤からハードな展開でプレイヤーを引き込むストーリーは、終盤までプレイヤーをアキさせる事がありません。

1つの謎が解けると更に謎がいくつも増えていくシナリオ構成が秀逸で、絶対に最後までプレイして謎を解いてやる!と気合が入りました!

一部の敵キャラクターに関してもっと過去を掘り下げてほしい部分もありましたが、近年のテイルズシリーズに見られがちな『主人公が自分を犠牲にして世界を救う』展開にはなりません。

超王道でありながら、線がいくつも散りばめられている本作のシナリオは、テイルズシリーズをプレイした事が無い方にも是非ご覧になっていただきたいです!

最新のCG技術で表情豊かになったキャラクター達

アライズの映像美は背景描写だけではありません。

本物の人間のように滑らかに動くキャラクター達の表情変化は秀逸で、かなり微妙な表情の変化までCGで見事に表現されています。

これは『フェイシャルCG』と呼ばれる技術が使用されており、各所で見られるキャラクター達の掛け合い(スキット)や、ストーリー進行で見られる会話の臨場感を生み出してます。

人間だけでなく、リンウェルのお供のフクロウ・フルルの表情もレパートリー豊富でとてもかわいいですよ!

従来のテイルズシリーズでは表現しきれなかった『リアルな人間に近い表情の変化』を

テイルズオブアライズの個人的バッドポイント

アライズをプレイして、個人的に気になったポイントはこちらになります。

  • アクション初心者には厳しい戦闘難易度
  • お金が手に入りづらい
  • ロードが長い
  • 課金誘導とDLC専用の称号が玉にキズ

こちら4つのポイントを詳しく解説しましょう!

アクション初心者には厳しい戦闘難易度

アライズの戦闘はボタン操作が簡単である反面、敵の攻撃を避ける・ガードするタイミングをよく考えないとあっという間に戦闘不能になります。

これは難易度ノーマルでも同様で、がむしゃらに突っ込んで気がついたら戦闘不能、ということはよくあります。

歯ごたえのある戦闘がしたい方にはオススメ出来るゲームですが、アクション操作が苦手な方だとプレイが厳しいでしょう。

お金が手に入りづらい

アライズは序盤から頻繁に金欠になります。

なんと戦闘でお金が一切手に入らず、フィールドに点在する鉱物や特定の敵から入手出来る換金アイテムを売らないとお金になりません。

しかも換金アイテムの入手は完全にランダムなうえ、消費アイテムや装備品はかなり高価!

サブクエストをクリアすると確実にお金がもらえますが、それでも冒険の足しにするにはかなりの数をこなさなければなりません。

買い物はかなり慎重に行う必要があるのです。

ロードが長い・回数が多い

アライズは少しロード時間が長く、回数も多いのが少々ネックです。

街の出入りやイベントの前後などで何度もロードが入り、時間も10秒以上かかる事もあります。

ただPS5のロードはかなり早いらしいので、ハード毎に多少異なるのは仕方が無いのかもしれません。

課金誘導とDLC専用の称号が玉にキズ

プレイ中の課金誘導や、課金しないと得られない称号なども存在するのが非常にネックだと感じました。

せっかく物語に没頭している時に、課金の宣伝が挟まると途端に白けてしまいます。

バンナムがテイルズシリーズで課金を敷いてくるのは恒例行事ですが、プレイ中に課金誘導をするのはいかがなものかと思いました。

また、本作では称号を得ることで各キャラクターを強化出来るのですが、課金しないと入手出来ない称号も存在します。

もちろん課金しなくてもクリアは可能なので問題ありませんが、称号などのコンプリートを狙うには別途料金がかかるのは少々腑に落ちませんね。

総評:バンナムが費やした5年は伊達ではなかった!

総合的にアライズは非常に良く作り込まれたゲームだと感じました。

多少気になる点もありますが、致命的にネックな部分ではなく、慣れてしまえば特に問題ありません。

物語や各キャラクター達も丁寧に構成・描写されており、特にグラフィックの進化は前作のベルセリアを遥かに凌ぐクオリティに仕上がっています。

テイルズの新作発売までに5年の月日を費やした理由は、実際にアライズをプレイすれば納得がいきます。

かつて同シリーズでは『テイルズオブゼスティリア』が諸々の理由で大炎上した経緯もあり、一時急激なファン離れが進む事態が起きました。

しかし、アライズはゼスティリア以降テイルズシリーズから離れてしまった方にもオススメ出来る完成度の高い作品です。

バンナムの起死回生の一手ともいえる今作。プレイして損は無いと思いました!

まとめ

今回は、テイルズオブアライズのプレイレビューをネタバレ無しでお送りしました。

マザーシップタイトルは一通りプレイしてきましたが、今作は個人的5本の指に入る素晴らしい作品だと思います!

従来のテイルズファンは勿論のこと、アクション好きな方、テイルズ未プレイの方など、様々なユーザーに楽しんで頂きたいです。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!